長浜鮮魚市場 インタビュー

新鮮な食材を街に届け、新しい人の交流を生み出す「長浜鮮魚市場」

「魚の美味しいまち・福岡」を支える博多の台所「長浜鮮魚市場」。玄界灘の豊かな漁場で獲れた魚は、荒波に揉まれ身が引き締まった逸品となります。この市場は食文化の普及と交流を目的として、セリの見学が自由にできるよう一般開放されているのも特徴。そのほか、定期的にイベントを開催するなど、他市場とは一線を画す動きが人の交流を呼び、街の活性化に貢献しています。今回は、「長浜鮮魚市場」を訪れ、浦和己係長と古賀太一朗さんにお話を伺いました。

九州を支える鮮魚市場として

写真左から係長の浦和己さんと古賀太一郎さん
写真左から係長の浦和己さんと古賀太一郎さん

――「長浜鮮魚市場」の概要について教えてください。

浦さん:福岡は海に向かって開かれた街であり、古くから中国や韓国、アジア諸国との海外交流の窓口として発展してきました。かつて「那の津」や「袖の港」として活躍してきた場所に1955(昭和30)年に開場。博多漁港を擁した全国でも屈指の産地市場でもあり、西日本有数の消費地市場として、玄界灘や日本海、東シナ海から獲れた年間300種類の新鮮な魚介類を取り扱い、福岡都市圏をはじめ全国各地に供給しています。市場では消費者ニーズの多様化や物流環境の変化・情報化など、新しい流通環境に対応できる機能を盛り込んだ市場作りを今後も目指しています。

「長浜鮮魚市場」
「長浜鮮魚市場」

この街の食文化をもっと身近に

――「市場会館」の建物もすごく綺麗ですね。

浦さん:地下1階から地上13階建の「市場会館」には、卸売会社をはじめとした市場関係者の事務所が入居していて、たくさんの人達が働いています。オフィス機能だけではなく、1階には鮮魚市場ならではの旬の鮮魚加工品が毎日特価でお求めいただけるお土産コーナー「鮮座(SENZA)」と、市場で仕入れた新鮮な魚介類を使った料理が楽しめる飲食店街を併設。2階には、鮮魚市場の仕組みや日本の魚文化について学べる「魚っちんぐプラザ」や「料理講習室」、2階デッキ側には鮮魚市場の迫力のセリが24時間見学できる西卸売場棟への見学者通路があります。最上階の13階には、天神の街や博多湾を望む「展望プラザ」があり、どなたでも気軽にご利用いただけます。

街を学ぶパネル展示も
街を学ぶパネル展示も

コミュニケーションを生む新しい市場イベント

――「長浜鮮魚市場」では多くのイベントを開催されているとお聞きしました。

古賀さん:今年7月に開催10周年となった「市民感謝デー」は、毎月第2土曜日に開催しています。当日は、仲卸売場棟など普段は一般の方が入ることができないエリアを解放して、皆さまにお買い物を楽しんでいただいています。新鮮な魚を市場で購入できるということもあり、福岡市内はもちろん、県内外から毎回約1万人の来場者がある一大イベントになっています。
定例イベントとしましては、大きな包丁でさばく姿が大迫力の「本マグロの解体ショー」や「お魚さばき方体験」、寿司職人から握り方を学べる「子どもお寿司握り体験(小学生限定)」、旬の魚を使って親子で料理を楽しむ「こどもおさかな料理教室」など毎回たくさんの楽しい企画をご用意しています。

マグロの解体ショー
マグロの解体ショー

同じく、今年7月には10周年記念の特別イベントとして「活魚のつかみ獲り」を行い、子どもたちは活きの良い魚に悪戦苦闘しながらも、つかみ獲りを楽しんでいる様子が印象的でした。とても盛り上がりましたね。

活魚つかみ取り
活魚つかみ取り

場内は新鮮な魚介類、冷凍品、加工品なども目白押しなので、イベントからお買い物までいろんな楽しみ方を過ごしていただけたらと思っています。今後も多くのイベントを開催する予定ですので、見て食べて体験して日本の魚食文化に親しんでいただければと思います。

都会的な魅力と昔ながらの食文化が共存

――このまちの魅力とこれからこのエリアに住まわれる方に向けて一言メッセージをお願いします!

浦さん:赤坂エリアは、港からも近く福岡市街もすぐの立地が魅力です。福岡市営地下鉄「赤坂」駅もすぐのところにあるので、どこへ行くにもアクセスが良いですね。また、周辺は魚に限らず美味しい飲食店が点在していて、食べ歩きも楽しいです。「長浜ラーメン」は特にオススメですよ! また、暮らす街としての魅力がある一方で、市場が近く、いつでも新鮮で美味しいものを楽しめるのがここ、赤坂エリアです。ぜひ皆さんもお越しください。

「魚の美味しいまち・福岡」を支える博多の台所「長浜鮮魚市場」
「魚の美味しいまち・福岡」を支える博多の台所「長浜鮮魚市場」

古賀さん:市場というと街から離れたところにあるイメージですが、ここ赤坂エリアはすごく身近に市場があります。鮮度が良い魚介類を都心部でも楽しめるというのが魅力の1つだと思っています。生活利便性の高い環境でありながら、魚食文化に親しみやすい立地であることも赤坂エリアの良さ。ぜひ市場の美味しい魚を愉しんだり、イベントに参加したり、家族みんなで遊びに来てほしいですね!

係長の浦和己さん(左)古賀太一郎さん(右)
係長の浦和己さん(左)古賀太一郎さん(右)

「長浜鮮魚市場」

係長 浦和己さん(左)
   古賀太一朗さん(右)
所在地 :福岡市中央区長浜3-11-3
電話番号:092-711-6412
URL:https://nagahamafish.jp/
※この情報は2018(平成30)年10月時点のものです。