新宮あおぞら保育園

社会福祉法人 未来福祉会が運営する「新宮あおぞら保育園」。駅を中心に発展著しい新宮町において、待機児童問題を解消するために2014（平成26）年12月に設立された。おおむね3か月〜2歳児まで（年少になる前）の子どもを対象に定員27名（1クラス9名）という少人数の家庭的な保育園だ。

子どもにとって生活の中心は、遊び。やりたいこと、興味のあることに思いっきり挑戦できる環境がその子の自己肯定感を高め、成長に繋がる。ただ、2歳児までの子は自分のことを表現するのがあまり得意ではない。そこで、「新宮あおぞら保育園」ではその子が今、何をしたいのかを先生がくみ取り、言語化してあげて、その上でそれぞれのペースに合わせた保育を大切にしている。

施設内には年齢に応じた空間が確保されているほか、小さいながらも園庭があり、砂場やジャングルジムなども設置。また、天気のいい日には園のすぐ側にあるJR「新宮中央」駅まで散歩して電車を見たり、「沖田中央公園」の広々とした芝生広場で走りまわったりするなど、小規模園ながら周辺施設もうまく活用して、子どもが思いきり身体を動かせる環境を整えている。

一方、園では音楽に合わせて体を動かす「さくらんぼリズム」をはじめ、絵画製作やクッキングなどさまざまな体験活動も実施。時には、園を飛びだし姉妹園「上府あおぞら保育園」で3歳以上のお兄さん・お姉さんと一緒に遊んだり、 園前にある高齢者施設を訪問して利用者の方々と交流したりして、園内では得られない経験もしている。（現在、コロナの影響で園外交流を一部制限中）

「新宮あおぞら保育園」では毎月1回、保育園に通っていない2歳児までの子とその保護者を対象とした交流会「あおぞらルーム」も開催。親子でさまざまな活動に参加しながら、先生やほかの保護者との交流を深めつつ、子育ての悩みや不安を解消できる。園では随時見学者も受け付けているので、少人数ならではの家庭的な保育に興味のある方はぜひ、電話で問い合わせてみてほしい。

新宮あおぞら保育園
所在地：福岡県糟屋郡新宮町中央駅前1-1-16 
電話番号：092-940-5175
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